ガレ兵のブログです

Archive for 6月, 2008

CBR1000 のセッティング

月曜日, 6月 30th, 2008 Posted in レース | No Comments »

今まで乗っていたCBR600RRと同様に、CBR1000RRもインジェクションのため、セッティングはPCを使ってやらなくてはならない。専用のソフトをインストールして、専用のRS232C通信ケーブルをUSB経由で使用してセッティングを行うことになる。以前にCBR600RRで公開したものと、ほぼ一緒だ。 こんな感じでやっている。なお、サーキットの現場にもPCを持ち込んでいる。サーキットでは下記みたいに、PCを触っているガレ兵のことを不思議がって見に来る人がいる。 「あれ、兵頭さんはPC持っているんですか?」 「あ、いえ、少々、ITに関する仕事やってるんで。」 細かくみるとこんな接続方法。 専用のセッティング用のカプラーが準備されていて、そこに接続する。 ●インジェクションセッティング 各回転数での、各アクセル開度における燃料の噴射量を決めていく。多くすればいいというものではなく、気温、湿度、高度によって、適切な噴射量を決定する。但しライダーの好みのセッティングが反映される余地は、もちろんある。 (画像はサムネイル) ●インジェクションセッティング(3D表示) 上記のセッティングを3Dで表示したもの。 (画像はサムネイル) ●ピットレーンでの回転数制限 F1などを見る人なら分かると思うが、バイクのレースでもピットレーンでの速度制限が実施されている。耐久レースで使用されることの多いCBR1000RRは、インジェクションのセッティングソフトで回転数の上限を決めることによって、ある操作をした時だけその回転数以上にはエンジンが回らない。ある操作というのは、CBR1000RRの場合は「ウィンカースイッチを操作した時」である。解除は「ウィンカーを戻した時」である。もちろんレース用バイクにウィンカーは無いので、スイッチだけその用途のために流用しているのである。これはCBR1000RR市販車のコンピューターには組まれてない機能であり、レース用のコンピューターにのみ組まれていく機能である。 下図では、4500回転以上回らないという仕様である。 (画像はサムネイル) ●ステアリングダンパーのセッティング ステアリングダンパーが何ぞやという事の説明は無理なので省こう。通常のレース車両とは違って、電子式のステアリングダンパーを使用するCBR1000RRでは、同じくソフトによってダンパーの効き具合を決めることができる。ホンダエレクトロニックステアリングダンパーという機構である。 下図では、100キロまでは最弱のまま推移し、そこから250キロまでリニアに最強に向かって徐々に強くなり、それ以上の速度では最強のダンパー設定のままである。なお、このような電子式のダンパー以外に、機械式のダンパーもレース用として準備されている。 (画像はサムネイル)

ストレス

日曜日, 6月 29th, 2008 Posted in バカネタ | No Comments »

もう、かなり前になるが、長期に渡って体調を崩した時期があって、会社を休むほどではないのだが、なんとなく頭痛や微熱が続いたりして、悩んでいた。 あまり病院に行かない私ではあるが、これは何か悪い病気かもしれないと思って、インフルエンザにかかった際などに時々行ってた病院に向かったのである。 まぁ、いろんな検査をして、問診で先生と向いあった。 「結核の疑いがあります」 くらい言われると思ったのであるが、じーっと黙っていた先生が口を開いたのだが、、、 「これはストレスかもしれんねぇ」 はっ! ストレス! そんな鋭い指摘があるとは衝撃である。 先生のしゃべる言葉を一字一句聞き落とすことのないように真剣に話を聞き、結果的にどんな薬を処方してもらったのか記憶にないのだが、目からうろこが落ちるような思いであった。 風邪薬を処方しておけば、そのうち治ってしまうような患者に対して、現代のサラリーマン(当時はサラリーマン)が抱える可能性のある病状を的確に言い当てたと感じて、とても感激だった。 よし、俺はこのお医者さんと一生、付き合うことにしよう。 それから一年ほど経過して、また体調が悪くなったので同じ病院に行くと 「これはストレスかもしれんねぇ」 そうじゃろ、そうじゃろ。 鋭い先生ならそう診察するじゃろ。 納得の診察である。 で、また、数年後に同じ病院に行くと、、、、 「これはストレスかもしれんねぇ」 ちょ、ちょ、ちょっと! あなた、原因が分からない患者全員に同じ事を言ってるでしょ!

夢をかなえる瞬間

金曜日, 6月 27th, 2008 Posted in ガレ兵精神塾 | No Comments »

オリンピックが近づいてきた。私は自分自身がスポーツ万能であるということもあって(ウソ)、様々なスポーツの観戦は大好きである。ピークをそこに持っていった選手たちが夢をかなえる瞬間を見るという側面からも、とにかくスポーツを見ることは大好きである。 オリンピックでは、もう、過去に数え切れないほどのドラマがあったと思うのだが、自分がこの目でリアルタイムでみて、とても心を揺さぶられたのは下記のような選手たちであろうか。 http://hyochin.air-nifty.com/blog/2005/09/post_7695.html http://hyochin.air-nifty.com/blog/2005/09/post_4364.html http://hyochin.air-nifty.com/blog/2005/12/post_a7a6.html 夢をかなえる瞬間 自分もレースというスポーツを長くやっているし、また、過去にCCIEへの挑戦ということを通して、何度か夢をかなえてきた。レースで初優勝した時は涙が止まらなかったし、初めてCCIEに受かった時も同様だった。二度目の合格も涙が出たが、三度目の時はさらなる挑戦が見えていたので泣く余裕なんて全くなく、次の勉強を既に始めていた。次の試験が怖くて仕方なかった。これはかなり特殊な感情だと思うが。 私はひたすらに「夢をかなえる瞬間」というものを、何ヶ月も前から頭の中で何度も思い浮かべて、その瞬間の喜びを味わうためにどんな苦しい事にも耐えるモチベーションに変えていた。あまりに思いが強いため、つらくなることもあるし、気分が悪いとすら思うこともある。 レベルは全く違うがオリンピック選手も同じような心境なのではないだろうか。 ただ、「夢」ではなく「目標」という言い方が正しいのだと思うのだが。

面接

木曜日, 6月 26th, 2008 Posted in ガレネット | No Comments »

会社員時代も数多くの人間の採用面接などしてきたのだが、当然のように現在でも面接はしている。 「TCPの3WayHandShakeについて説明して下さい」 「パスワードリカバリーの方法を知っていますか」 など、、、、 なんて、そんなこと一切、尋ねないです。 そんなことを知っているかとか、あまり興味がないです。 私がよく質問するのは、下記の2点である。 「シスコさんの製品で、あなたがお客さんに是非とも薦めたいものは何ですか。薦める理由を教えて下さい。」 「従業員1000人程度で、10拠点で本社/支社を構成して企業があります。この企業にシスコさんのRouterと、WAN回線を提案するとしたら、具体的にどの品番のRouterと、どのようなWANサービスを提案しますか。足らない諸条件は適当に自分で想定してもらっても結構です。」 シスコさんの製品で質問をすることには特に意味はなく、少なくともシスコさんの製品を知っていることが多いのでそのようにしているだけである。 各製品のカバーする範囲であったり特長であったり、現状の回線サービスの状況について、もし、分からないとしてもそれはエンジニアの力量的に当然の場合もあるのだが、じゃあ、それを今後、どのように自分のものにしていこうという心構えがあるのか等を見極めさせてもらうために、こんな質問をしている。 って、こんなところに書いたので、もう、この質問はしませんけど。 最後に「人間は好きですか」って、これもよく尋ねますね。

カリスマスイッチ6500

水曜日, 6月 25th, 2008 Posted in シスコ | No Comments »

フィールドに立ったり、設計のために機器構成を組む必要のあるエンジニアにとって、シスコさんのカリスマスイッチ6500は、避けて通れないものであると思う。 IOSという観点からみると、「ポートが異常に多いスイッチ」と見れなくもないのだが、様々なエンジンの種類やインタフェースモジュール、ドーターなる分かりにくいパーツ、さらに数多くのサービス系のモジュールがあり、かつ、それぞれとIOSのコンパチビリティを理解していないと、見積もることもできないという、カリスマの製品である。 冗長化エンジンの切り替え速度も素晴らしい。 昔よりはConfigrationToolも充実しており、Xみたいなマークが効果的に表示されるようになったため、少しは構成を組むのが楽になった。 ConfigrationToolで最後の最後に「どうだっ!」みたいにチェックしてエラーが出る瞬間は何度も味わったが、そのおかげで「通る」「通らない」は、チェックボタンを押した瞬間の手ごたえでわかるのが、カリスマスイッチ6500を語るには当然のように思っている。(意味不明) 7600も同じなんだから、、、と思ってConfigrationToolを動かしていると、CompactFlashのデフォルトが微妙に異なっていて、おいそれとは通してくれない。(現在の7600は知らないが5年前はそんな感じだった) 私が思うには、このカリスマスイッチ6500を自由に見積もることができるようになった時に、ある一定のエンジニアのレベルを超えているとすら思う。 「CCIEを取得しただけのエンジニア」というのが存在しないのと同様に、「6500を見積もることだけができるエンジニア」も、存在しないと思う。 エンジニアを育てることのできる、数少ない製品であると思う。 ちょっとシスコさんの製品、ほめ過ぎました。

人生、上がりは決して無い

火曜日, 6月 24th, 2008 Posted in ガレ兵起業塾 | No Comments »

特に外資系の会社に勤務している人たちとお付き合いをしていると「上がり」という言葉を聞くことがよくある。 いわゆる「人生の上がり」である。一生、食っていけるだけの資産を築くことによって、人生の上がりを迎えるという意味で使っているように感じる。 もちろん、人生を上がってから、そこから第二の人生のスタートとして新たなチャレンジを試みる方もいらっしゃると思うし、その勇気には感銘を受けることも多い。 しかし、ほとんどの場合は「それ以上は一所懸命に働かない」という意味で「人生の上がり」と言ってるように思う。 会社を経営していると、社員の方々の人生を背負っているというプライドもあり、そういうことを通して社会貢献を果たしているという思いもあり、さらに、もっと違う側面から社会に貢献できるのではないかなど、ずっとずっと頭を使う必要もあって、一時も休むことができない。 しかし、そういう事を考えている時が一番楽しく、生きていて良かったとすら、感じる瞬間である。 人生、上がりなんて、決して自分には無いと思っている。 やりたいことは山ほどあって、時間がいくらあっても足りないのである。 歳を取ったのかな。 でも、会社の経営なんて、金を儲けようなんて思うと絶対にできない。 そんな境地に至ったのが自分でも不思議である。

ほんと、久しぶりのJALさんです

月曜日, 6月 23rd, 2008 Posted in JAL | 2 Comments »

少しでも安いフライトを選んで乗っていると、なかなかJALさんに乗る機会も激減していた今日この頃だったのだが、今日、久しぶりにJALに乗ることになった。 という、ただ、それだけのエントリーである。 でも、福岡空港のSAKURAに来てみると、全面的に改装されていて、二階建ての構造になっている。二階が入り口になっていて、そこにビジネスカウンターがあるのですぐそこに陣取って、面倒なので一階がどうなっているのか視察に行くこともなく、ずっと仕事をしている状況である。 今年はJALさんに乗るのは10回未満だろうな、、、 JALさん、すいません。 海外の展示会を視察にいくようなことがあれば積極的にJALさんを使わせてもらいます。但し、貯まったマイルの消費だけど。

シェイクダウン

木曜日, 6月 19th, 2008 Posted in レース | No Comments »

秋のレースから使用するCBR1000RRであるが、既にシェイクダウン走行を終えている。下記について慎重に様子をみながらの走行である。 1.マシン全体に関する点検(オイル、水の漏れ等) 2.ライディングポジションの確認/調整 3.足回りのセッティングの方向性の確認 4.インジェクションセッティングの確認 5.ガソリン消費量の確認 6.タイヤセッティング 7.ファイナルレシオ(2次減速比)の決定 8.などなど 4.インジェクションセッティングについては、今まで乗っていたCBR600RRのセッティングソフトが使えるかと思っていたらダメで、注文が間に合わずに、前オーナーにどのようなセッティングだったのかを確認した上で、そのままの走行となった。 ホンダさんの誇るフラッグシップモデルだけにパワーは驚異的である。ストレートは6速に入ってもなお加速し続ける。レーシングライダーはストレートの速度が怖いと思うことは滅多になく、逆にストレートで身体を休めながら走行するのであるが、ここまで加速し続けると「もう加速しないでくれ」と言いたくなるほどである。 コーナーの立ち上がりでは、軽くフロントが浮いてしまい、ステアリングが左右に振れながら加速することになる(宙に浮いているので振れてしまう)。驚いたことに、4速に入ってもスロットルをガバッと開けるとフロントが浮いてしまうのである。600だと2速までは浮いてしまうくらいのパワーがあるが、4速でも浮くとは、さすがホンダさんの最高峰モデルである。 バイクのギアチェンジは、市販車の場合は1速が一番下で、そこから上げていく。これを正チェンジと呼ぶ。減速時にはギアをダウンしていかなくてはならないが、一般車の場合は加速よりも減速を重要と考えられており、足先の動きを考えてもらうとわかるだろうが、上から蹴るほうが楽であるため、このようなシフトパターンとなっている。しかし、レーシングマシンでは加速の方が重要であり、リンクを工夫することで、1速が一番上で、そこから下げてシフトアップする、すなわち逆チェンジと言われるパターンを選択することが多い。上から蹴ることで加速するので、無駄なく確実に加速できるのである。 但し、ライダーの好みもあるので、正/逆どちらを選ぶべきということは無い。耐久レースでは2人のライダーのチェンジ方式が違うこともあり、この場合はライダー交代の際に一瞬で変更できるように工夫されていたりして、機械工学的にみても興味深い。 さて、何を言っているのかといえば、今まで私は逆チェンジでレースを長年やってきたのであるが、どうしてもあるコーナーへの侵入で減速、というかシフトダウンが間に合わないので、正チェンジにするのかどうか迷っている最中である。ストレートの速度が上がったりすると、こんな事も起きるものである。 タイム的には、まだ、攻めて走るようなことを敢えてしてないので全く気にしていない。なのでガソリンの消費量は現時点では参考にならないが、レース本番ではできるだけ軽くガソリンを搭載したいので、とても重要な要素なのである。 ライディングポジションも走行の合い間に変更などしたが、ガソリンタンクが短くて、大腿部でのホールディングがうまくできないので、これを補うためのパーツは既に注文している。 仕事も忙しいので秋のレースまであと何回走行できるのかわからないが、確実に、理詰めでセッティングを追い詰めていくのがレースである。 次回はソフトも届いていると思うので、インジェクションのセッティングについて書いてみようと思う。

貧乏なメシ

水曜日, 6月 18th, 2008 Posted in バカネタ | No Comments »

TOMO氏のブログで、突然のように攻撃を受けたガレ兵であるが、学生時代にはかなり貧困であり食生活にはとても困っていた。 月曜から金曜まで全てバイト、さらに週に3回はセブンイレブンの深夜に入り、土日はレンタカー屋さんでバイトするという生活をしてもなおとても貧しい生活だった。私、大学は理系を専攻していたので学校にはちゃんと行かなくてはならず、深夜明けにもちゃんと行ってました。ただ、授業は受けずに車の中で寝てましたけど、、、 さて、そんな苦しい生活の中でどんな悲惨なメシを食っていたのか、、、 私は、困った時にはお好み焼き派であった。 それがひどいお好み焼きなんですよ。 材料は薄力粉とキャベツだけ。 それを焼いてソースかけて無理矢理食べて空腹を満たしてました。 バイト代が入った時には、卵が入ります。それとマヨネーズなる高級食材で味を彩ることもできました。 困った時には、、と書いているのであるが、基本的に毎日困っているんで週のうち5日間はこのメニューで過ごしていた。こんな食生活をしていたんで、大学の医務室で「栄養失調です」と宣告されたのは必然であったろう。 今では、毎日のようにコンビニ弁当を食べており、これが貧しいのか裕福なのかさっぱりわからないのであるが、栄養学的には最悪なんだろうと思っている。 私の過去のCCIE受験記で、ホテルでカップ麺を食べたりと「お前はアホか」みたいに言われることもあるのだが、それでも本人は平然としているのであるが、これほど悲惨な過去もあってあまり食にこだわらなくなったというのも大きいと思っている。

ガレ兵起業塾

火曜日, 6月 17th, 2008 Posted in ガレネット | 5 Comments »

本日は、長年に渡ってビジネス上のお付き合いがあり、最近では起業後の様々な相談に乗ってもらっている 5StringBJ さんとの飲み会でした。 お互いに車好きということもあり、今日は「人生において大失敗した車」ということで盛り上がり、私は「マークⅡグランデGX71」だと明言したのですが、5StringBJ さんの大失敗を公開していいのかどうかわからず、とりあえず非公開としておきます。 マークⅡグランデGX71を購入した際、納車前から既に購入したことを後悔していたというほどの大失敗だったのですが、この車を好きな方もいらっしゃると思うので多くは語らないことにします。 さて、既に現役の受験生ではなくなっているガレ兵の、次なるメインのコンテンツとして ガレ兵起業塾 を書いてはどうかという貴重な指摘を頂きました。実はその構想は前からあったのですが、諸事情があり、今まで封印してきました。書きたいことは数多くあり、それは今後起業を目指している皆さんにも参考になることもあるでしょうし、私が何を目指して起業したのかという事を通じて、現役のエンジニアの皆さんにも聞いて欲しいと思う点もあります。 5StringBJ さんからは、それ以外にも何点か、今後の事業の展開の参考になることを提案頂いて、とても有意義な飲み会でした。 明日からまた頑張るぞ。