ガレ兵のブログです

Archive for the ‘レース’ Category

チャンピオン、頑張って

火曜日, 6月 17th, 2014 Posted in レース | No Comments »

スキー事故の後、昏睡状態に陥っていたシューマッハがリハビリのため転院したとのこと。詳しいことはわからず家族が発した短いコメントだけが情報の全てだが、それでも素晴らしいニュース。 シューマッハにはアンチもいることはわかっているがまずはこの偉大なチャンピオンが少しでも回復することを願いたい。 頑張って!

ザナルディが戻ってくる!

水曜日, 1月 22nd, 2014 Posted in ガレ兵精神塾, レース | No Comments »

アレッサンドロ・ザナルディがサーキットに戻ってくる。かつてF1で活躍し、アメリカCARTシリーズでは二年連続のチャンピオンを獲得したザナルディだ。 その後、レース中の事故で両足を切断する大怪我を負うが、その三か月後には立ち上がる姿を見せている。 左後ろにシューマッハが映っているが、ザナルディに敬意を表して控え目に振る舞っているように見える。(そのシューマッハがスキー事故で現在も意識不明の昏睡状態というのも何かの因縁か) ザナルディはハンドドライブ(手で操作する)に改造されたレース用のマシンで自らが大怪我を負ったサーキットで、事故により走れなかった13周を走っている。 その後、ハンドドライブで世界ツーリングカー選手権に参戦。 ハンドドライブで、である。 しかし驚かされるのは2012年のロンドンパラリンピックでは、ハンドサイクルで金メダルを2個も獲得しているのだ! アスリートとしても世界のトップに立ったのだ! 何という男だ! まさに不屈の男。 この男は諦めることを知らないのだろうか。 F1パイロットたちが「単に車の運転がうまい男たち」ではないことをザナルディは証明してくれているが、この男にはそれ以上のものを感じることができる。 ザナルディのエピソードで一番好きなのは、1993年サンマリノGPでのことだ。クラッシュにより後方から火を噴きながら走行していたザナルディはしばらくそのまま走行。タンブレロと呼ばれるコーナーにマシンを止めた。なんと、そのコーナーで止まった理由は、その数年前にベルガーがクラッシュして火に包まれた際にコースマーシャルの素早い対応で消化したことから「タンブレロには優秀なマーシャルがいる」と思ってそこまで走ったということである。 さて、そのザナルディが今年からまたGTシリーズに参戦する。 今から楽しみ。

シューマッハの闘い

火曜日, 12月 31st, 2013 Posted in レース | No Comments »

シューマッハがスキー事故で重体だと報じられた。ただ、事故直後には意識があったという報道もあり、情報は少なく何とも焦りを感じるのだが続報を待つしかない。 鈴鹿のS字の走りを変えたと言われた男 ピットイン戦略という新しい闘いをF1に持ち込んだ男 私がシューマッハのエピソードで最も好きなのは、デビュー戦であるスパフランコルシャンで、チームメイトであるチェザリスがシューマッハの走りに関するコメントに対して理解不能なまでに驚き、その翌日の予選でF1参戦11年目のチェザリスを凌駕してしまったというものだ。 とんでもないヤツはいきなり輝きを発するものだ。 シューマッハにはアンチもいるだろうが、元F1絶対王者の生命に関わる事故にスポーツファン全員で祈るしかない。頑張ってほしい。

とても素晴らしい最終戦だった

月曜日, 11月 25th, 2013 Posted in レース | No Comments »

2013年のF1グランプリの最終戦がブラジルで開催された。結果としてベッテルがポールからの圧勝と、今シーズンでF1を退くウェバーが2位に入り、決して速くないマシンで3位に食い込んだアロンソと、役者が揃った表彰台だった。 表彰台ではまず一番先にウィナーがインタビューを受けるのが通例であるが、ベッテルがウェバーに順番を譲り、ベッテルとアロンソ共にチームを去る同僚への謝辞を述べるなど、とても暖かい雰囲気に包まれたのが印象的だった。 レース自体も、雨が予想される中で各チームでのタイヤ戦略での駆け引きもあって濃い内容だったと感じる。 とても素晴らしい最終戦だった。 来シーズンの各チームのシートがまだ決まってない状況で、まだまだシーズンオフのF1を巡るニュースは熱くなりそうだ。特にロータスの空きシートを巡っての争いが激化しており、ここが決まれば一気に残りのシートが決まっていくはずだ。 ロータスの空きシートに座るのはマルドナドかヒュンケンベルグか。そのシートを明け渡してフェラーリに移籍するライコネンの来年はどのようなシーズンになるのだろうか。 今から待ちきれない。 だからF1は面白い。

イチバン!

月曜日, 10月 14th, 2013 Posted in レース | No Comments »

日本GP鈴鹿で、ベッテルは第2スティントで先にタイヤ交換を行ったグロージャンの、見た目では前だが実質的な後ろを走りながらも自身のタイヤ交換をせずに我慢の走りだった。もちろんこの戦略はタイヤ交換後に既に消耗したタイヤで走るグロージャンをフレッシュタイヤでコース上でのオーバーテイクを敢行するためのものであることは分かっていたのであるが、それでも確実に抜けるかどうかなどは分からないものでリスクのある作戦であった。 残り16周でベッテルが最後のピットイン、タイヤ交換。それを素晴らしいピットワークでレッドブルチームが応じた。 その時点でトップを走るグロージャンは既に8周ほど走ったタイヤである。そこからベッテルは猛追し、130Rからシケインの進入で真後ろにつけ、鮮やかにメインストレートでオーバーテイクを成功させた。勝負あり。もうベッテルはタイヤの消耗に気をつけてチェッカーを目指すだけである。 鳥肌の立つ走り ハイレベルの攻防 これぞF1 ポールポジションを獲得したウェバーは、途中でチームからの指示により3ストップ作戦となり結果的に最後にグロージャンを交わしての2位となった。無念だろう。 ただ、いずれにしても、最終スティントでのベッテルの走りはとても素晴らしくトップチェッカーに相応しいものだったと思う。圧倒的な力強さを感じることができた。 さて、チェッカー後のピットとの無線のやり取りで喜びを爆発させていたベッテルであるが「イチバン!イチバン!」と連呼していた。 勝てる自信があるからこそ、しゃべる可能性が最も高い日本語として「イチバン」を覚えたということである。今年も年間チャンピオンはほぼ決定だろう。 今年もあと数戦残っていてそれらも楽しみであるが、しかしエンジンが大きく変更される来年が今から待ちきれない。再来年にはホンダエンジンがF1に帰ってくる。 だからF1は面白い。

アロンソタクシー

月曜日, 9月 23rd, 2013 Posted in レース | No Comments »

F1シンガポールGPはベッテルの圧勝で終わったが、フリー走行、予選から他を圧倒していた。レース中も、スタートだけ一瞬ロスベルクに前に出られてしまったがすぐに抜き返して、それからはペースカーが入るタイミング等もあったが一度もトップの座を明け渡すこともない完勝だった。 ベッテルのチームメイトのウェバーは終盤のマシントラブルでペースを落としながらもチェッカーを目指したが残り1周のところでマシンから火を噴きリタイヤ。 で、ウェバーと仲が良いアロンソがチェッカー後にコース上でウェバーを拾い、コックピット横に乗せて「箱乗り状態」でピットに戻ってきた。 何と贅沢な! まさにアロンソタクシー! ただ、2人ともに戒告処分を受けてしまったのだが、これはタクシー行為に対してではなく、マーシャルの許可なくコースに入ったウェバーと、そのウェバーを拾おうとしてコース上に止まったアロンソのフェラーリが、直後を走っていたマクラーレンの2台に対して危険を与えたというものである。 過去にはこの反対にパターンで、ウェバーがアロンソを乗せたことがあった。 セナがマンセルに乗せてもらったこともあった。 アレジとシューマッハもあった! 最後に残念だったのは表彰台でベッテルにブーイングが浴びせられたこと。ベッテルは何も悪くない。卓越したドライビングで圧勝したのに何が悪い! でもベッテルのコメントはこれ。 「僕たちのすることを喜んでくれる人もいれば、そうじゃない人もいる。ブーイングは賛辞。僕はそう受け取っている。」 コメントでもベッテルの圧勝。 だからF1は面白い。

音速の彼方へ

月曜日, 7月 22nd, 2013 Posted in レース | No Comments »

amazonで買い物をしていたら、ふと「アイルトン・セナ~音速の彼方へ」が目に入ったので衝動買した。結構安いし、F1を常々見ている私にとっては見とくべきかなとか思って。 セナの映像や写真などは版権の問題も複雑らしいのだが、発売されているものなのでいろいろと解決しているのだろう。 私もかなりのマニアだと自負しているし、大概の映像は見てるという自信もあったのだが、忘れていたりするのか初めてなのかわからないのだが、とても新鮮に見ることができた。 セナについて語りだすとキリが無いのだが、この映像は必見だと感じた。当日の夜、フジテレビの放送が始まり、今宮さん、川井ちゃん、三宅アナが絞り出すような言葉でセナの死を伝えた時の衝撃を今でも思い出す。 イモラでのセナの悲劇の前に、実は土曜の予選時にラッツェンバーガーが死亡している。さらにで言うと金曜日にはバリチェロが大クラッシュを喫している。 そのような経緯からセナがマシンに乗りたがらなかったという周囲の証言も残っている。 セナがこのイモラでの事故で死亡しなかったら、どれほどの記録を打ち立てたのだろうか。今でもそんなことを考えることがあるが、F1ファンであれば同じ気持ちだろう。

モナコの優勝は3勝分の価値がある

日曜日, 5月 26th, 2013 Posted in レース | No Comments »

今日、モナコGPの決勝が行われるが、公道コースでありコース幅が極端に狭いこともあって、とても高い技術と集中力を必要とすることから、モナコの優勝は3勝分の価値があると言われることがある。そのような特殊性からこのモナコで異様に強いドライバーはモナコマイスターと呼ばれる。予想通りかもしれないが、最多の優勝記録を持っているのは故アイルトン・セナの6勝である。 過去の名勝負は数知れず、私は92年のセナとマンセルの壮絶なラスト数週の闘いが忘れられない。 ここはモナコモンテカルロ、絶対に抜けない モナコGPは王室がご覧になられて表彰にも出席されるため、特別な対応をしている。王室よりも高いところに立つことは失礼になるということから表彰台はなく、代わりに「表彰ステージ」がある。で、シャンパンはステージ上では開けてはならず、降りてからで、しかも王室の方々がいる方向にシャンパンを向けてはならない。 などなど ところが優勝した喜びでその不文律を破ってしまい、王室の方々の方向にシャンパンを振ってしまった勇者がいる。それもアイルトン・セナである。表彰式終了後に怒られたと記録されているが、どんな風に怒られたのかなど、興味は尽きない。セナはどんなことでも人々の記憶に残っている。

スーティルへの評価は揺るがない

火曜日, 3月 26th, 2013 Posted in レース | No Comments »

エイドリアン・スーティルは、一昨年のシーズン終了後にF1のシートを失った。シーズン途中のナイトクラブでの暴行事件が影響したのかどうかわからない。F1では何が起きても不思議ではない。 スーティルは天才の一人であるとも評されたこともある。 力のあるドライバーだった。 スーティルは他のカテゴリーに移ることなくF1村に残ってシート獲得を目指した。この「F1村に残る」ということが重要なのである。一度、他のカテゴリーに移ってからF1にカムバックできた例は極めて少なく、ほぼ絶望とも言われている。スーティルはF1の開催地にマネージャと共に出向いてロビィ活動を一年間行って、結果的に以前に所属した同じチームであるフォースインディアのシートを獲得した。 虚々実々の駆け引きがあったことは想像に難くない。 今年の開幕戦オーストラリアでは素晴らしい走りを見せた。決勝は7位。途中でトップを走る場面もあった。但し現代F1ではピットストップ戦略の違い等によって意外なドライバーがトップを数週だけ走るケースがあるのも事実である。しかし、F1界では今回のこのトップという順位での快走を高く評価している。 先週末の第2戦マレーシアでは決勝リタイヤだった。 しかしスーティルへの評価は揺るがない。 もっと上に行けるドライバーだと思う。 さて、片や小林可夢偉がF1のシートを失って違うカテゴリーに移ったという事実がある。これをどう解釈するのか難しい。アロンソも「F1村から離れたカムイの復帰は難しいのでは」と言うし、フェラーリの浜島さん(元ブリジストン)は「速くても、抜く際にぶつかったりとトラブルの多いドライバーは評価されない」と手厳しい談話を寄せているようだ。もちろん、日本人として応援しているし苦難の道だとは思うが小林可夢偉も復帰を目指して欲しいと思っている。

3年連続で一番速いのはやはりこの男

火曜日, 11月 27th, 2012 Posted in レース | No Comments »

昨日放送されたF1最終戦の闘いは素晴らしい内容だった。ベッテルとアロンソの2人がチャンピオンの可能性を残しながらのレースは最後の最後まで気が抜けないものだった。 ベッテルが一週目に他車との接触でスピンし、かつ、フロアにダメージを負った時はアロンソのチャンピオンが決定したかとすら感じた。しかもチームラジオでベッテルに対して「ピットインしても我々は修復できないからそのまま走り続けろ」という無線指示が飛んだ際には、ベッテルにとっては絶望的な状況だった。 そこから順位を上げながらも時々降ってくる雨に翻弄され続けた。 方やアロンソは天性のファイターとしての攻めの走りで順位を上げ、2人の最終的な順位関係によってはアロンソの逆転チャンピンが決定するというギリギリのところだった。 そのような状況でもベッテルはチャンピオンを目指してひとつでも上の順位でチェッカーを受けるべく走り続けた。 アロンソは優勝すればベッテルが5位以下であれば逆転チャンピオンが決まるのでトップのバトンを追走し続けた。途中、ストレートでスピンしかかったアロンソのマシンの映像が流れたが、そのマシンコントロールの素晴らしさと、それでも攻め続けたアロンソは、やはり現役で最高のドライバーと言われるだけの走りは十二分に見せてくれた。 結果、3年連続で一番速いのはやはりこの男だった。 セバスチャン・ベッテル。 一週目のダメージによってチームはエンジンのマップを変更したらしいのだが、それと同時に無線が壊れたためベッテルの声がチームには届かない状況で、途中のピットインの際にもコミュニケーションが取れていない事が見て取れる場面があった。それでも決めたチャンピオン。 2位表彰台を獲得したアロンソの堂々とした姿も印象的だった。 マスコミの中でもこの事に触れた記述がある。 「レッドブルが熱狂的に浮かれ騒ぎ、フェラーリが泣き崩れる中、アロンソは威厳そのものだった」 来年の開幕が今から楽しみで待ちきれない。 だからF1は面白い。